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北海道でオーロラを見るなら陸別町!確率と2023年データから見どころを徹底解説

幻想的なオーロラ、北海道でも見られる!?

暗闇に浮かび上がる光のカーテン、オーロラ。テレビ番組などで海外の空に輝く映像を見たことがある人も多いのではないでしょうか。そんな幻想的なオーロラを「ぜひ肉眼で見てみたい。でも海外に行くのは難しい」と諦めていませんか?

実は、オーロラは北海道でも見られる可能性があります

この記事では、北海道でオーロラが見られる場所や時期、条件などを解説します。オーロラを見てみたい人や、これからオーロラを見るために北海道を訪れる予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

オーロラとは:神秘的な自然現象

オーロラの発生メカニズム

オーロラは、太陽から放出されたプラズマが地球の磁気圏に入り込むことで発生する現象です。太陽で時折起こる爆発によって、地球に向かって太陽風と呼ばれる強風が吹くことがあります。この強風にのってプラズマと呼ばれる電子や陽子が地球に接近するのです。

オーロラの色

オーロラといえば、緑や紫、ピンクなどの色をイメージする人も多いのではないでしょうか。オーロラが発色する色は、プラズマと大気が衝突した際の衝撃の強さによって異なります。衝撃が強ければ、ピンクや紫色に発色し、弱ければ赤色、その中間色は緑色になることが分かっています。

オーロラの発生条件

オーロラが発生するには、以下の条件が必要と考えられています。

オーロラは発光現象なので、空が明るかったり人工灯によって周囲が明るい場合、発生していても視認できません。また、風が吹いていると雲が出てしまいオーロラを隠してしまうこともあるでしょう。

オーロラが見られる時期

オーロラは一年中発生している自然現象ですが、雲がかかっていたり空が明るいと目視できません。特に、夏になると日が落ち切らずオーロラオーバル地帯でも白夜のように空が明るくなってしまうため、オーロラはほぼ見えません。

これらの理由から、日がしっかりと沈み空気が澄んで雲が出にくい11月から3月頃がオーロラのベストシーズンと言われています。もちろん、一年中発生している現象なので条件が重なれば8~10月や4~5月などに見えることもあるでしょう。

北海道でオーロラを見られる!?

オーロラが発生する場所

オーロラは、オーロラオーバル(オーロラベルト)と呼ばれる場所にのみ発生することが分かっています。オーロラオーバルとは、緯度約60~70度の地域を指しており、北極と南極の両方にあります。つまり、北緯約60~70度と南緯約60~70度が、オーロラの発生エリアです。

オーロラオーバルは、緯度60度以下でも緯度70度以上でも現れないため、宇宙から見るとドーナツのような形に見えることがあるそうです。

北海道でオーロラが見える理由

しかし、この情報から考えると、北緯41度~45度に位置する北海道では、オーロラは見えないのではないかと思いませんか?

オーロラは、上空に発生しているためオーロラの真下以外の場所からでも見えることがあります。北海道から見えるオーロラは、オーロラオーバルに発生したオーロラの上部分です。そのため、**赤い光が大半を占めており、低緯度から見える

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